身辺秋色

○淡河の道の駅に渋柿があったので、買ってきて皮を剥いて2階の軒下に吊るした。一晩でもう色がきれいに濃くなっている。庭にも柿はあるけれどこちらは甘柿。今年もたくさん取れたが、だれも食べなくていつも持て余す。

○数年前に植えた花梨がようやく実をつけた。といっても、もともと収穫が目的ではなく、黄色い大きな実をつけた秋の様子を気に入った木だが、ジャムができるというので早めに収穫してみた。よく煮出して砂糖を加えて煮詰めると、甘酸っぱい夕焼け色のジャムになった。

○そんなに焼けなかったけれど、きれいだった今日の夕焼け。夕焼けの色にも季節のちがいはあるのだろうか。少なくとも雲の姿にはそれがありそう。

○この夏から秋、2度の手術を乗り越え、最近ようやく落ち着いた犬の目にも秋の夕べの光。考えたら彼ももうそんなに若くない。