夏山終る

 8月最後の週末は、山に行く気になれない天気。結局この夏は、一山も中部の高山には登ってない。K氏との幕営山行のための準備も、長くスタンバイしたまま埃をかぶっている。こんなのは夏山通いを始めてから初めてではなかろうかと、過去の登山メモを調べてみると、もう忘れていたが2004年もそんな年だった。メモには「空梅雨気味で多くのアルプス日和が期待された今夏だが、蓋を開けてみると台風の上陸や午後の雷雨と不安定な天候が続き、二の足を踏んだまま9月を迎えてしまう。」とある。
 この夏は逆に梅雨明けが遅れに遅れたのだが、その後は盆後半からまるで秋のような安定した天候が2週間ほど続いた。その間に臨機応変に飛びだせなかったのが痛かったが、それには理由がある。例の休日割引があるせいで、盆休みは高速の渋滞が例年以上に気になったし、かといって正価でウィークデイに走るのも業腹で、ためらっているうちに夏は終わってしまったのだ。千円に笑い、千円に泣いた夏、か。
 さて、9月は登るぞ。

 民主党、結構づくめのマニフェストを片時も忘れないぞ。