ペンタックス オート110

 こんな面白いカメラがあったんだなあ。この小ささでレンズ交換式一眼。デジタル時代の今こそ欲しいカメラだ。1979年発売というから、ペンタックスさん、時代を30年先取りしていたんじゃないだろうか。
 雪山用カメラとして魅力的だったLUMIX DMC-G1を見送ったのは、マイクロフォーサーズという規格からして、もっとコンパクトなカメラができるんじゃないかという期待があったから。具体的には今年前半には出るだろうというオリンパスマイクロフォーサーズ機を楽しみにしている。すでに昔のオリンパスペンめいたモックアップが公開されているのだが、ちと魅力不足。オート110みたいな外観だったら大いに食指が動くのになあ。
 ちなみにこのカメラ、110判フィルムというコンパクトカメラ用フィルムを使うのだが、このフィルムのサイズは奇しくもフォーサーズのセンサーサイズとほとんど同じなのだそうだ。デジカメで苦戦中のペンタックスさん、思い切ってフォーサーズ陣営に参加して、オート110デジタルを作ってくれないだろうか。