仲冬好日

 14回目の震災の日は穏やかな一日。先週に続いて寒波の後に訪れた絶好の雪山日和だが、まだ万全ではないので自重。デッキで犬と日向ぼっこしていると、風弱く日射し素直で、セーターの下に熱が溜まってうとうとしてくる。
 Yahoo!のスキー場情報を見ると、兵庫県のスキー場は昨シーズンに続いて積雪が急ピッチだ。もう2mに到達しようとしているところが軒並みで、福井や岐阜、長野でさえ積雪量は見劣りする。長野や岐阜が雪不足なのは、今年の雪が山よりも平野部によく降る里雪型だからというのが山スキーヤーたちのもっぱらの嘆きのようだが、中国脊梁山地によく降るのは、それだけでなく雪雲の吹き出しの角度が去年あたりから西寄りになっているからではないかと思う。大陸の気圧配置も含めた大きな変化が起こっているような気がする。残念ながら来週は寒波も一段落でスキー場の雪も目減りしそうだが。
 さて、氷ノ山の笹藪はどこまで埋まってるだろう。去年は1月中旬から一月におよぶ長い長い寒波の後、三ノ丸の大雪原でテント泊を楽しんだのだったが、今年はまだそこまで行ってないし、そこまで降るかもわからない。ただ去年の同時期より明らかに雪は多いから楽しみもなくはない。来週こそはぜひ県境尾根の雪を踏んでみたいものだ。