本日もハンドフォークやボーダーフォークを手に土と格闘。というよりも、フォークを気持ちよく突き刺して、固まった土を膨軟にしていく作業はけっこう快感なので、汗はかくけれど土遊びの気分。ただ、屈まった姿勢が続くと腰がだるくなり、あ痛たたと伸びをすること度々。以前はこんなことなかったんだけどなあ。やっぱり年?
 このところ、寝床にいるうちから鶯の声がするが、庭仕事の最中もやってきて近くで鳴く。地味な色の小さな体で大きな声が出るもんだ。そっとカメラを持ち出してねらうが、蕪村の句の通り、この鳥は一所にじっとしていない。鳴いては移動するから、まるであちこちに春の訪れを告げて回る季節のスポークスマンだ。薔薇垣に止まり、フェンスに移り、そして下の家差してさっと下降して行った。たった一度のシャッターチャンスに、よく寄った写真が撮れたのはタムロンのスーパーズームのおかげ。

うぐひすのあちこちとするや小家がち