庭始め

 暖冬だった去年にくらべて2週間遅れで園芸始め。完全に春を思わせる陽ざしの下、花壇の整備にいそしんだ。例によって宿根草花壇の全面的な堆肥の混ぜ込みと株の移動。特に注力したのがゲラニウムのコーナーだが、去年2年目でよく咲いてくれたマグニフィカムはいつの間にか枯れて、地植えで残っているのは、オクソニアナムとサンギネウムとマクロリズムとその交配種の仲間のみ。結局関西ではこの数種しかまともに生育してくれないようだ。鉢で育てていたのを降ろして、庭のオクソニアナム・コレクションは全部で10種類とけっこう充実。ただ、本場のナーセリーのウェブカタログを見ると、オクソニアナムにはその数倍のバラエティがある。できればその全部を集めてみたいものだが、残念ながら日本に苗を発送してくれるナーセリーはほとんどない。日本一のオクソニアナム・コレクションは見果てぬ夢か。
 陽が傾いて今日はこれで切り上げ。掘り返し移植したところに水を撒いて、デッキでコーヒーを啜りつつ、すっきりした花壇を眺める。これも庭仕事の楽しみ。
まだスカスカのゲラ花壇