寒波

 これでもかというぐらい寒波が続いている。大陸から吹き出した寒気は、暖流が流れ込む日本海で水蒸気をたっぷり抱えて雪雲になり、列島の北側と脊梁山地にぶつかって大量の雪を降らせる。そして再び乾いた寒気になって表日本を通過し、太平洋上に出てまた筋状の雲になり、勢いの衰えた末端は偏西風に乗って東に流れていく。今日のひまわり画像を見ているとそのダイナミックな流れが手に取るように分かるから面白い。で、日中の画像をつないでこんなものを作ってみた。日本列島が世界でも稀な豪雪地帯になっている理由がここにある。