シベリア寒気団


 今日のひまわり画像は典型的な冬型。大陸からの寒気の吹き出しがまるで雪雲のカーテンだ。兵庫の分水嶺に穿たれた戸倉トンネルのこちら側の道路カメラも、すっかり荒れ模様の天気を写し出している。その余波はこの辺りにも及び、時折窓の外が雪景色に変わる。
 この週末あたり、そろそろたっぷりの雪が楽しめるだろうかと、各スキー場の積雪情報を当たってみると、それでも冬の真ん中にしては雪が少ない。特に滋賀のスキー場が深刻で、先日の蛇谷ヶ峰登山の起点にした朽木や伊吹山などはまだオープンさえしていない。これでは比良や鈴鹿の雪もたっぷりとはいかないだろうな。
 地元兵庫のスキー場は少し増しだが、1mを越えているところはまだない。それでも贔屓の戸倉はいつの間にか80センチに達している。とくれば、戸倉峠からの県境尾根の藪もそろそろ埋まった頃だろうか。新雪ラッセルに苦労することは目に見えているけれど、多田繁次老呼ぶところの木無平の大雪原をめざして、また頑張ってみるかな。