秋空


 昨夜は夏の掛け布団では寒いほどの秋めいた夜。午前は空をきれいな鱗雲が飾った。ただ、台風や前線が近づくと鱗雲ができやすい、という気象の経験則通り、午後は次第に雲が厚くなり、夜は雨。白根三山の疲れも抜けて、またぞろ山の虫が動き出し、この週末辺りもう一山という期待に反して、しばらくはぐずついた天気が続きそう。ひまわり画像を見ると、南海には台風に成長しそうな雲のかたまりも幾つか見られる。2週連続の連休の、前半はあきらめるとして、後の方が好天に恵まれて、ちょうどダケカンバの色づき始めた爽やかな山に会えることを楽しみにしておこう。