ネコブセンチュウ

 昨日、クレマチスの土替えをした際に、根に幾つもこぶができているのを発見。もう慣れっこになってしまったネマトーダの被害だ。古めのクレマチスの栽培書には、これを見つけたら抜き取って棄てるとか、他の鉢に移らないように隔離するとか、絶望的なことが書かれていて、クレマチスに凝って種類を集めていた時には、これにやられていることがわかって熱が冷めてしまうというようなこともあったのだが、今は土に混ぜる薬も出ているし、急に枯れたり花が咲かなくなったりすることはないと分かっているので、だましだまし育てることにしている。今あるクレマチス3鉢のうち2つは、そのコレクション時代の生き残りで10年以上経っているものなので、5月に少し楽しませてもらったら、後はごゆっくりというご隠居扱い。まあ、人間と同じく古くなれば持病も出るだろうさという感じなのだ。そうそう、マリーゴールドがネマトーダ防除に効果があるという話なので、今年は同居させて効果の程を検証してみるのも面白いかも。
Clematis H.F.Young('06.5.20)