カメラップ

 またD-40のアクセサリーの話。
 昔、カメラが高価だった時代には、お父さんたちはしっかりした革ケースに愛機を入れて首からぶら下げ、シャッターチャンスが到来したときには、麗々しくケースの蓋をあけて、半分はケースに入った状態でパチリとやったものだが、いまやそんな風に革ケースに入れている人にはまずお目にかからない。第一、デジカメに革ケースは似合わない。まあ似合うのはエプソンが出した渋〜いレンジファインダーデジカメRD-1ぐらいなもんだろう。ただ、持ち歩く際に裸のままでは不安だし、保管の際もほこりがつくので、適当な入れ物を探していたところ、いいものを発見。その名もカメラップ。モンベルが出しているフリース地のカメラ用風呂敷みたいなもの。角に輪っかがついているので、それを最後にレンズにかかるように四方からカメラをふんわり包み込む。ありそうで他にはない、なかなかのアイデア商品だ。当然そんなに値の張るものではないので、さっそく買ってきて愛機をくるんで一安心。でも、おくるみから一々カメラを取り出す図って、あんまり昔のお父さんたちと変わらないような。日本人はやはりカメラが大好きなのだ。