シーズン開幕

 牡丹を枯らしてしまってから、ゴールデンウィークの庭は少し華やかさに欠けるものの、そろそろ盛期を迎えている花も幾つか。今日のような曇り日は、花の色も葉の緑も飛ばずに写って、庭撮りには最適。

ゲラニウムのマクロリズムと蕾がほころんだ芍薬。マクロリズムは相当な古株で、さすがに花数は減ったが、今年もゲラニウムで最初に満開を迎えた。こんもり繁った葉っぱは近縁のゼラニウムに似て、においも刺激的。

▲こぼれ種で咲いた八重の西洋オダマキ「ノラバロー」。チルタンシーズ社の種から育てた親株はもうとっくに消えてるので、唯一の子孫。種を取っておかなくちゃ。

ジャーマンアイリスの「ニュームーン」。あれほど旺盛だった「ダスキー・チャレンジャー」は不覚なことに球根をこがね虫の幼虫に食い荒らされてしまい今年は養生中。代わって輝くようなレモン色のこの花が咲いた。

▲放っておいても生えるボリジ。花がまだ寂しいこの時期の穴埋め役。他が育って邪魔になると抜いてしまう。