氷ノ山・スズノコ狩り

 日曜はK氏を誘ってこの時期のお楽しみ、ネマガリダケの筍、スズノコ狩りに。4月に山スキーで登った大段ヶ平からの道を進み、途中の笹藪に突入してスズノコを探す。すでに地元の人がかなり入っているらしく、去年はそれなりにあった出合川源頭のコルまでの尾根は、今年は藪を踏み分けた跡だらけでほとんど見つからない。それではと、コルを越えて大屋町避難小屋まで登って周囲の藪に入るとビンゴ! 1時間ほどでレジ袋8分ほどの収穫。地元のなみいるベテランに混じってのこの成績はちょっとしたものでしょう。
 神大ヒュッテまで登ってテラスでワインを飲みつつ焼きスズノコを楽しむ。皮ごとこんがり焦がして、剥いてマヨネーズをつけてぽりぽり齧ると美味い。いい気持ちになってテラスを見回すと柱にコンロ禁止の文字が。あらら、でももう後の祭り。以後気をつけます。今日は登山よりもスズノコ、そのまま帰るつもりだったが、ブランクの長いK氏が物足りないようなので、酒でだらけた体を引きずって山頂を往復。山頂は人だらけで、集団登山の小学生がトイレに列をなす展望舎の2階から、すっかり緑に覆われた三ノ丸方面を確かめてから、ザックも降ろさずとんぼ返り。戻った大段ヶ平はやはり登山者よりもスズノコ狩りの人で賑わっていた。

さわやかな尾根道

ブナの新緑

スズノコ発見

笹藪で見つけたサンカヨウ

古千本の横を通って山頂へ

山頂は大賑わい