尾瀬・日光の2日間

 土・日に長駆、尾瀬の燧ヶ岳と日光の奥白根山に登ってきた。折しも山は紅葉で美しく、原はきつね色に輝き、最高の展望と興味尽きない火山地形と、加えて懐かしい岳人の記憶と、とにかくまだとても感想をまとめることなどできない、多彩に充実しきった2日間だった。こんなに盛りだくさんの印象を抱いて帰った山行は初めてじゃないだろうか。
 そのうちホームページの「山の印象」に何か作ってみたいけれど、ここはとりあえず尾瀬の写真を並べておくことにする。小さな写真ではとてもあの美しさは伝えられないので(写真の腕前は置いといて)、説明文から大きめの写真にリンクを張っている。
 関東・東北の山遠征が癖になりそう。東の山、万歳!
コニーデ型の燧の山容が見られる熊沢田代
山頂は双耳峰。俎粠から柴安粠を見る
山頂からの日光の山々。真ん中が男体山、右の尖ったのが奥白根山
尾瀬沼に向かって下る
代赭色の沼尻平と休憩所。険しい登山道から気分が一気に解放される
尾瀬沼から尾瀬ヶ原への黄紅葉の道
尾瀬ヶ原に進み入り振り返る見晴の小屋群。後ろの燧ヶ岳は残念ながら雲の中
周囲の紅葉とのコントラストが美しい
龍宮の十字路から続く長沢新道
まるで東山魁夷の絵のよう
ダケカンバの白い幹が瀟洒
帰り道にもきれいな傾斜湿原が。上田代
一日を締めくくる気持ちのいい風景だった