「三月十八日(晴、後雪) 腰が冷えて、一、二度目をさました。午前三時に起きた。雪がやみ、凄いほどの月明で、雪に挿して立てたスキーの影が、天幕の屋根に映っていた。天幕の内側が白く凍りついていた。青色の天幕だから、寝ている者の顔が蒼白い。こちこ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。