春山スキー


 ご贔屓の播州戸倉スキー場は、とうとう本日で今シーズンの営業終了だそうだ。去年は3月半ばまでやっていたというのに。そのほかの氷ノ山周辺のスキー場も地肌が表われて青息吐息。どこも人工雪で何とか持たせているようだ。そして本丸の氷ノ山自体が、山スキーメーリングリストの最近のレポートでは、ほとんど「上がり」状態。山スキーの道具を揃えて2シーズン目。まともにそれらしいことをやっていないのに、近場から山スキーのフィールドが消えてしまった。こうなったら、我がスキー技術では身の程知らずなのを承知の上で、中部の高山に遠征するしかなさそう。平湯トンネルからの猫岳、栂池からの天狗原、乗鞍スキー場からの位ヶ原、どこも憧れの山スキーフィールドだが、さてへっぴり腰スキーでどこまで通用するか。5月の連休には北ア双六小屋定着スキーという大それた夢もチラチラしていたりする、このまさに眼高手低状態を解消するためにも実践が必要なのだが、その実践自体が今シーズンはえらく高い場所に行ってしまったのだ。