シーズン終了


 Yahoo!スキー&スノー情報で見る兵庫県のスキー場の無残な状態。先月20日頃まで続いた寒波の雪も、その後のとんでもない高温とザザ降りのせいで台無しになってしまったようだ。各スキー場の積雪情報は地域的な雪の降り具合を知るいい指標になるが、それでいくと、北陸が少雪で中国山地によく降った去年に対して、今年は山陰よりも北陸が上回った順当な年。全体にここ何年かは、雪の降り出しは早いものの、暖かくなるのも早く、そのせいもあっての早じまい傾向が、今年の兵庫県は一段と深刻だ。
 さて、気になるのは氷ノ山の雪がどこまで融けてるか。毎年、雪のシーズン後半はもっぱら横行林道からの氷ノ山本峰を楽しんでいるのだが、長い林道のどこまで車で入れるかで、苦楽の塩梅が違ってくる。逆に今年は、まさか林道どころか山自体も雪が減って早くも笹藪が復活、ということはないと思うのだが、自然の推移は時に一気に進むから、こればかりは出かけてみないと分らない。まあ、氷ノ山がだめでも、この春は残雪豊富な奥越がいい遊び場になってくれそうだけれど。