ニコンD3000実写画像

 ひときわ丁寧なデジカメレビューサイト[Digital Camera Resource Page]に、意中のニコン最安一眼 D3000実写ギャラリーが掲載された。さっそくしげしげと眺める。
 う〜む、解像感的には文句はないが、青空の色に深みがないなあ。緑も黄色っぽくて今一つ陰影が足りないような。D40ではあまり意識したことはなかったのだが、これがCCDの色というものだろうか。兄弟機でCMOSを使っているD5000の画像と比較してみると、ずいぶん色目が違う。→D5000 Photo Gallery
 これらが単に露出の違いでないことは、D3000の画像をいじって露出を少し落としてみてもD5000と同じ色が出ないことで明らかだ。やはりカメラ固有の色調ということなのだろう。個人的にはD5000の色に引かれるなあ。となると、うむ、2万円アップか。でもそれで、好みの色の上位機と同じセンサーとバリアングル液晶と動画撮影機能が追加されるから、大いに魅力だ。
 もっとも、上の画像はいわゆるJPEG撮って出しのものだから、RAWで撮った場合、データにどの程度センサーの差異が反映されるのか、それらは現像作業を経ても消せない差異なのかは分らない。
 まあ所詮、カメラという物神を崇拝する人間以外にはどうでもいいこだわりなのだろうが、こういった些細な詮索がまた面白いんだから仕方がない。