續宋詩清絶

 出たのかどうかと昨日書いた「宋詩清絶」の後篇と續篇だが、少なくとも續篇は出ていたらしい。検索すると、京都大学附属図書館の谷村文庫というのにあるアーカイブが引っかかってきた。頁の画像も公開されているようなので、喜んで見ていくと、前と後ろのほんの少ししか見ることができない。奥付の刊記は弘化3年となってるから、正篇の30年以上後。如亭が死んでからも随分経っている。それにしても、この公開の仕方、中途半端やなあ。電子図書館などと謳うなら、全ページ公開してくださいよ。人類の残した膨大なデータにいつでも誰でもアクセスできるように、という高邁なインターネットの精神に則って、貴重なデータを惜しげもなく公開してくれている多くの、特に個人サイトを見習ってほしいもんだ。って、自分も画像なりと公開すべき?