2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Spring

Helleborus 'Ericsmithii' 久しぶりに庭に出てみると、色んな植物がもう動き出している。やや標高があって、夜になると裏山の冷気が下りてくるこの庭では、下界はもちろん近所の庭に比べても万事に動き出しは遅いのだが、先日来の馬鹿陽気についに植物もだま…

春一番

せっかく積もった雪が、ジュッと音をたてて融けてしまいそうな暖かさ。ずいぶん風が吹くと思ったら、春一番だったらしい。先日はブナの枝という枝に重々しく発達していた三ノ丸の霧氷も、これでは跡形もなく消えて、今はブナ林も黒々としていることだろう。 …

氷ノ山三ノ丸幕営

土日はK氏を誘って雪山幕営。雪のシーズン前半の気に入りのフィールドになっている県境尾根からの三ノ丸にご足労頂く。スキーの名手なのに山スキーを忌避する氏に合わせて、今回は初めてスノーシューで。長めの寒波の後でラッセルが予想され、日帰りならス…

三ノ丸幕営アルバム

光る枝(拡大) 新雪ラッセル ブナ林を縫って 霧氷の世界で 翳る三ノ丸南麓 朝の大雪原と凍るブナ林 光る大雪原 凍りついた笹原と三ノ丸避難小屋 雪原の妖怪 大杉厳冬 雪原孤影 弱光の霧氷樹 光降る霧氷林

LIFE画像の大阪砲兵工廠

杉山鉱山の残影、追加。 LIFE誌がGoogleで公開しているアーカイブにも幾つか戦後大阪の空撮写真があって、2点砲兵工廠のものを見つけた。かなりの高度から撮った地図作成用? の前回の写真と違って、これはもっと低空からの報道写真。すさまじい破壊の様子…

おくての原種

H.purpurascens 原種ヘレボラスのプルプラセンスが蕾をつけた。よく見るとほとんど開花しているのだが、うつむいているので花の様子は分らない。無理に仰向かせるとポロリと首が取れそうで手が出せない。というのも、苗を買って5年目にしてようやく咲いた虎…

空撮・大阪砲兵工廠跡

また空中写真でタイムトラベル。 「国土変遷アーカイブ」には敗戦まもない時期に米軍が撮った写真も公開されているから、当然各都市が蒙った空襲の傷跡もリアルに記録されている。なかでも発見だったのがこれ。 当時、東洋最大の軍事工場といわれた大阪砲兵…

権力闘争

石川起訴・小沢不起訴。まあ、やってることもヒドイもんだが、これって、遠い国からごくごくかいつまんだ情報だけできわめて客観的に見たとすると(意外にこうゆう視点が正鵠を射たりする)、旧政権時代が恋しい官僚集団の先兵たる検察が、人気絶頂だった新…

空中写真ノスタルジー

空中写真というちょっと懐かしい言葉は考えたら変な表現で、知らない人が聞いたら、スカイダイバーの記念写真? などと思われるかもしれない。今では航空写真の方が分かりやすいだろうが、うれしいことに国土地理院を始め、まだ普通に使われているようだ。 …

厳冬再び

夕方から夜にかけての戸倉トンネル東口ライブカメラ。強力な寒波まっただなかの国境のトンネルは美しくも凄い雰囲気だ。これで戸倉コースの雪もリセットされて、寒波明けはラッセル必至。またしばらくは三ノ丸が遠くなる。雪が止むこの日曜あたりは、パウダ…

氷ノ山のブナ林今昔

先日の三ノ丸登山、少し通常のコースから外れて坂ノ谷の源流部を探ってみて、あらためて感じたのは氷ノ山周辺のブナ林の豊かさだった。約250万年前に噴出した火山の名残りだという氷ノ山は、今も中国山地の山にしては大山に次ぐスケールの大きな地形を残して…

氷ノ山(三ノ丸)

好天の土曜は3週間ぶりに戸倉コースへ。前回はまだ雪が締まっておらず、ほとんど林道歩きだけで終ってしまったが、その後冬型が緩んで温かい日や雨の日が断続し、もう楽に歩ける雪になっているはず。戸倉トンネル東口から旧道を埋める雪に乗ると、案の定、…