2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

はてなダイアリー

現在寄宿しているブログサービス「はてなダイアリー」には便利な機能というか取り決めがあって、ブログ中で「教えてはてなダイアリー」と唱えれば、助っ人が現われて助言をしてくれることになっているらしい。 そう聞いて、長らく気になっていたfotolifeに登…

氷ノ山県境尾根の巨木

先日の氷ノ山登山の際、戸倉コースで最大と思われるミズナラの巨木の幹周を、あり合わせの細引きで計測してみたことは既に書いた。印をつけた細引きを帰ってからメジャーで計ってみた結果は、何と3m80cm。環境省の巨樹・巨木林調査要綱では、「地上から約1…

氷ノ山戸倉コース・坂ノ谷コース

日曜は今年2度目の氷ノ山。いつもの戸倉コースを登り、坂ノ谷コースを下るという周回コースへ。 前回通り戸倉トンネルからの旧道は盛大に凍結しているが、側溝からあふれた雪解け水が道の右側を舐めているので、バシャバシャその中を歩いていく。峠道に入る…

内田百閒の小説

『「大藪、小藪、ひっから窓に蜂の巣。お解りになりまして」「いいえ」「ひっから窓はお目目よ。鼻の穴が二つあって、蜂の巣みたいじゃありませんこと」 また手を上げて、その辺りをくしゃくしゃと撫でた。「小川に小石、歯の事よ、先生。何だかぼんやりして…

内田百閒

『隧道を出ると、別の山が線路に迫って来る。その山の横腹は更紗の様に明かるい。降りつける雨の脚を山肌の色に染めて、色の雨が降るかと思われる。ヒマラヤ山系君は、重たそうな瞼をして、見ているのか見ていないのか、解らない。「いい景色だねえ」「はあ…

戻り寒波

と呼ぶにはまだ2月真冬でいかにも気が早いが、先日来の馬鹿陽気からすればそうも呼びたくなる寒さが戻ってきた。昨日まで白いもののどこにもなかった波賀の道の駅のライブカメラも、1月の寒波のときの様を再現している。今週はずっとこんな調子が続くとし…

「近世大坂文人画の世界」展

芦屋市立美術博物館で開催中の標記の展覧会を見た。 江戸後期には、全国各地に漢詩人がいて詩盟が盛んだったのと同様に、書とともに文人のもう一つの重要な嗜みである画をよくする人も多かった。田能村竹田は『山中人饒舌』で「又漢画と称する者あり。亦数派…

春一番

去年とくらべてちょうど10日早い春一番。去年のこの日録を見ると、その後気温が急低下して夜は雪になったのだったが、今夜は昼間以上に気温が高く、山でも雨になって雪もだいぶ目減りしてしまいそうだ。戸倉トンネル南口のライブカメラを見ても、これまで除…

クリスマスローズ

Helleborus niger クリスマスローズ、と呼ぶにはもはや季節を逸しているが、ようやく咲いたヘレボラス・ニゲル。暖かい地方にくらべてひと月は遅いようだ。これは鉢植えだが、庭植えにしたハイブリッド種などはまだ蕾も上がっていない。とはいえ、葉は青々と…

ペンタックス オート110

こんな面白いカメラがあったんだなあ。この小ささでレンズ交換式一眼。デジタル時代の今こそ欲しいカメラだ。1979年発売というから、ペンタックスさん、時代を30年先取りしていたんじゃないだろうか。 雪山用カメラとして魅力的だったLUMIX DMC-G1を見送った…

氷ノ山戸倉コース

土曜は今年初めての氷ノ山。戸倉峠から長大な県境尾根を登って三ノ丸に至る戸倉コースへ。ライブカメラで確認していたが、戸倉トンネル手前から入る旧道はきれいに除雪され、それは意外にも旧隧道まで及んでいる。道路脇に切り出した丸太が山積みされ、その…

暖冬?

去年の今頃は長く続く強力な寒波の真っ最中で、登山どころではなかったのだが、寒波が過ぎた後は山に雪がたっぷり溜まり、3月4月は藪に悩まされない自在な雪原漫歩が楽しめるだろうという楽しみがあった。 ところが今年は1月前半にまとまった雪が降ったき…

花園の北極熊

BShiを見ていたら、心が震えるような映像が。ホッキョクグマがヤナギランの大群落の真ん中で、花に酔いしれたようにたたずみ、静かに時を送っているのだ。 岩合光昭はしばしば信じられないような動物の姿を見せてくれるが、ここにもその奇跡がある。ピンクの…

浅間山噴火

久々に火山噴火のニュースが。未明に浅間山が噴いたという。関東方面には広範囲に火山灰も降ったらしい。掲示板「ある火山学者のひとりごと」をのぞくと、当然この話題でもちきりだ。浅間山の周辺にはたくさんの監視カメラが設置されていて、その画像の多く…

老犬

去年御年15歳で保健所から表彰してもらった外飼いの犬が、今年に入って調子が悪い。時々悲鳴をあげて這いつくばるので、獣医に見てもらうと背骨に異常があるよう。心音にも雑音が多いという。背骨の痛みは薬で何とかなったが、今朝見るとえらく呼吸が荒い。 …