2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

粒々

せっかく買った粒状培養土だが、もったいなくて大きな鉢に使う気になれない。かといって、根が繊細な植物にはどうも合わないような気がする。で、庭に降ろした残りの西洋オダマキに試してみた。しかし、これは土というより、どう見てもハムスターの餌または…

氷ノ山

土曜は3週間ぶりに氷ノ山へ。去年良かった横行コースから山頂・三ノ丸周回の計画で横行林道に入るが、道の雪はほとんど消えているのに、局所的な残雪で意外にも去年の同時期より2キロほど手前で通行不能に。スキー靴で板を担いで舗装路を歩き始めるが、ず…

Windows版Safari

Windowsに正式対応したSafari3.1がリリースされたというのでダウンロードしてみた。Macの標準ブラウザだけあって、見た目のかっこよさは言うまでもない。加えて、動かしてみて驚いたのは、文字の表示がすばらしくきれいなこと。 フォントスムージングという…

鏡花・山雀

昨日のヤマガラ話の続き。社寺の縁日や祭りで山雀がおみくじを引いたり、輪くぐりをしたりするのに興じる、かつての日本人の姿を想像してふと思ったのが、泉鏡花もきっとこの可憐な見せ物が好きだったのではないかということ。いい加減な読者ゆえ、そんな場…

ヤマガラ

タムロンのスーパーズームで撮る庭に来る野鳥、その3。最初はほっぺたの白がよく目立ち、おなじみのシジュウカラかと思ったが、子どもたちが昔「パンダ鳥」と呼んでいた白黒2色のあの鳥とは違って腹には鮮やかな茶色が。ネット野鳥図鑑を見たら、同じシジ…

年越し苗

朝から雨もよいで、残っている鉢の植え替えはパス。それにもう用土がない。いつも太陽殖産の用土を買う志染のHCのチラシをネットでチェックしてみると、少し安くなっているようなので買い出しに出かける。例の粒状培養土も折よく特価で、一袋買ってみる。…

乾山展

京都文化博物館で開かれている「乾山の芸術と光琳」展を見てきた。出光美術館・MOA美術館と開かれてきた巡回展のトリ。錦小路の駐車場にとめて、のんびり高倉通を北上すると煉瓦作りの建物が現われるのでこれかと思いきや、これは辰野金吾設計の旧日本銀行京…

山田の赤犬

先日、愛犬の尻尾の付け根の毛が、500円玉二つ分くらいの面積でべろんと剥けてしまっているのに気づいた。ミニダックスのふさふさの毛がそこだけ赤剥けで痛そうだ。庭で怪我でもしたのかと獣医に連れて行くと、怪我ではなく皮膚炎が進んで、痒いのを噛んだり…

粒状培養土

先日ホームセンターの園芸コーナーを物色していて発見したのが標記の代物。名前の通り、ハイドロカルチャー用のハイドロボールみたいな粒状の土を主体にした用土だ。調べてみると、3年ほど前から出ていたもののようで、ネットではかなりの評判を呼んでいる。…

アファナシエフ

今夜、BShiでやっていたワレリー・アファナシエフのドキュメンタリーは不思議な番組だった。前半は亡命にいたるこのピアニストの人生をたどるのだが、「漂泊のピアニスト・アファナシエフ・もののあはれを弾く」というタイトルの通り、後半はにわかに日本の…

本日もハンドフォークやボーダーフォークを手に土と格闘。というよりも、フォークを気持ちよく突き刺して、固まった土を膨軟にしていく作業はけっこう快感なので、汗はかくけれど土遊びの気分。ただ、屈まった姿勢が続くと腰がだるくなり、あ痛たたと伸びを…

庭始め

暖冬だった去年にくらべて2週間遅れで園芸始め。完全に春を思わせる陽ざしの下、花壇の整備にいそしんだ。例によって宿根草花壇の全面的な堆肥の混ぜ込みと株の移動。特に注力したのがゲラニウムのコーナーだが、去年2年目でよく咲いてくれたマグニフィカ…

山の本

「山の本」という小さな雑誌がある。装幀だけ見ると椎名誠の「本の雑誌」にそっくりな季刊誌だが、中身はかつて尾崎喜八や串田孫一をはじめとする文人山岳家が拠っていた名山岳誌「アルプ」を彷彿とさせるエッセイや山行レポート主体の読みごたえのある編集…

尾崎喜八

秩父の早春森林や谷間にはまだぎっしりと雪がつまっているが、ほんのり緑をさした鋼いろの空の遠方では、早い春の試みのような、薄命の、おさない雲が浮かんではまた消える。 時の輪廻の重い輪の下におしだまって待つのは、自然ばかりか、人間も同じだ。凍結…

氷ノ山三ノ丸幕営

モナカ雪…(;_;) 土日は2日間とも好天の予報を受けて、念願の三ノ丸大雪原での幕営に出かける。先週に続いて戸倉トンネル東口から旧道・県境尾根を経て三ノ丸へ。前日に少し新雪が積もったようで、先週のトレースはうっすら残るばかり。今日はスノーシューの…

氷ノ山三ノ丸幕営アルバム

落折山をバックに谷を登る(拡大) 県境尾根のブナ林 雪原とブナの風景 古木の下にテントを張る 大雪原を三ノ丸へ 光を浴びる坂ノ谷コースのブナ林 三ノ丸避難小屋と展望櫓 四阿は霧氷でびっしり 1337標高点にも足を伸ばす 茜に染まる山々 雪原に沈む陽 テント…

マンサク満開

開き始めのまだ花弁の縮かんだ姿を以て面妖と評したのは申し訳なかったけれど、こうして満開になってもやっぱり奇妙なマンサクの花。日本ではまだ真冬といっていいこの時期に咲くのは、半分混ざった中国のマンサクの血がさせるフライング。どこにもこの色と…

セロジネ

温室で今年も咲いた小型洋蘭のセロジネ・インターメディア。冬の加温さえしてやれば、後は木枠に何年も植えっぱなしで毎年花を咲かせてくれる手間なしの洋蘭。リップに薄い黄色の入る純白の花弁は清楚で、よい香りも少し。ゴールデンウィークから霜前までは…

リコール

先日の山行で寿命が尽きたかに思えたキャノンのコンパクトデジカメIXY DIGITAL 400。長らく山行の相棒として胸ポケットに収まってきて、去年から無雪期の主役はNIKON D40に譲ったとはいえ、一眼デジカメでは面倒な雪の時期にはまだまだ活躍してもらうつもり…

氷ノ山

日曜は今年3度目の氷ノ山。前回訪れた1月下旬には藪はまだ埋まり切っていなかったが、その後長い寒波が続いて、きっと豪雪だった一昨年並の風景が見られるだろうと、ワクワクしながら国道29号を北上する。戸倉トンネルまで来ると、さすがに道の両側にはバ…

冤罪

名画揃いの裏番組をあきらめて見た「それボク」。いやあ、面白い映画だったなあ。身につまされる映画でもあった。女弁護士も言ってたっけ。「男にはみんな動機があるのよ」って。若い女が嫌いな男なんて、この世には少ないから、ギュウギュウに混み合った電…